音声付き!声調をドレミの音にあてはめてみたー台湾華語
台湾華語や北京語などで最も重要なのは声調です。
すでにご存知の方も、あるいはちょっとは聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか、
台湾華語の声調は全部で5種類あり、一聲(一声)、二聲(二声)、三聲(三声)、四聲(四声)、軽声です。私も学習を始めた頃は音の上がり下がりね、と軽く考えていたのです。ところが、はっきりと上がり下がりを意識して発音しないと通じない、そして上がり下がりだけではなく音の音程のようなものもあるということに気づきました。
もうそんなこと分かってるよという方もぜひお付き合いください。
音声は音読さんを使用しています。再生ボタンを押すと音声を再生できます。
このサイトでは台湾華語学習や役立つ台湾華語の日常会話、台湾で今話題のもの、台湾に暮らすように住むとしたらという前提の話題をお届けしています。少しでも台湾旅行や台湾への留学、滞在にお役立ていただけると嬉しいです。
それでは早速見ていきましょう。
台湾華語の声調
台湾華語は北京語と同じく声調は一聲(一声)、二聲(二声)、三聲(三声)、四聲(四声)です。それに軽声が加わります。
一聲(一声)
一聲(一声)は棒読みでこの場合は媽(ㄇㄚ)と読みます。
抑揚なくㄇㄚです。麻(ㄇㄚˊ )と上がり調子にならないように気をつけましょう。
媽(ㄇㄚ)
二聲(二声)
二聲(二声)は、はぁ?と力強く言うようなイメージで上がり調子に読みます。麻(ㄇㄚˊ )は一聲(一声)よりも語尾が上がることを意識して読みましょう。
麻(ㄇㄚˊ
三聲(三声)
三聲(三声)は下に下がって上に上がるのですが、明瞭に聞き取れない場合も多いです。ただし、二聲(二声)や四聲(四声)ははっきりと音の上げ下げが分かるので、慣れてくるとこれは三聲(三声)だなと分かるようになります。
馬(ㄇㄚˇ)
四聲(四声)
四聲(四声)は一気に急降下するイメージで力強く発音します。まぁ!(何てこと)という時のまぁ!のイメージです。
罵(ㄇㄚˋ)
軽聲(軽声)
軽聲(軽声)は抑揚もなく、音を伸ばすこともしないで、短く区切るイメージです。例えば「まっ、それでいいでしょう」の『まっ』の感じです。
嗎(ㄇㄚ˙)
声調は具体的にドレミだとどの音?
ドレミの音 | ||
一聲(一声) | 媽(ㄇㄚ) | ソ |
二聲(二声) | 麻(ㄇㄚˊ ) | ド→ソ |
三聲(三声) | 馬(ㄇㄚˇ) | ド→シ→ド |
四聲(四声) | 罵(ㄇㄚˋ) | ソ→ド |
軽聲(軽声) | 嗎(ㄇㄚ˙) | ソ |
効果的な声調の練習方法
何度も繰り返し練習する、ゆっくりと大げさに発音してみる、ピンインや注音の組み合わせで声調をすべて発音してみるということが何と言っても近道です。焦らずに地道に取り組んでみましょう。
おすすめのアプリがあるので、ご紹介します。
超・中国語耳ゲーというアプリです。このアプリは音節ごとに声調別になっていて、音もすべて聞けるようになっています。隙間時間に確認できるのでおすすめです。ここまでの確認をしたいと計画を立てるのもいいですし、隙間時間にとにかくこなすということでもいいと思います。自分のペースで進めるのが一番ですね。
超・中国語耳ゲー
<ピンインゲームで耳を鍛えよう>
iPhone
Android
声調は大事です、とよく言われていますが、あまり口を大きく動かしたり、舌の動きも結構曖昧な言語である日本語の話者としては、この声調も苦手意識が強く出る部分だと感じています。
あまり頑張りすぎないようにゆるゆると継続して勉強していきたいです。