台湾華語では数字の読み方にいくつか法則があります。
以前、音声付き!二と兩の使い分けについて、の記事で二と兩の使い分けについて触れました。
この二と兩の他にもいくつか法則があります。
今回は二と兩以外の数字の読み方の法則についてまとめました。
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それでは早速見ていきましょう。
『十』の読み方の法則
10(十) はㄕˊと読みますが、10以上の数を表す際には位置によって読み方が変わります。具体的に見てみましょう。
- 11〜19:10の位は「shí」と読み、1の位をそのまま続けます。例えば「13」は「十(shí)三(sān)」です。
- 20以上:20は「二十(èr shí)」のように、十の位を読み、その後に「shí」を続けます。「20」は「二十(èr shí)」、「30」は「三十(sān shí)」のように読みます。
【例】
- 34 → 三十四(sān shí sì)→(ㄙㄢ ㄕˊ ㄙˋ)
4桁の読み方の法則
大きな数を表す際には、千(ㄑㄧㄢ)、萬(ㄨㄢˋ)などの単位が使われます。台湾華語では、4桁ごとに単位が変わります。
- 100
一百(ㄧˋ ㄅㄞˇ)
- 1,000
一千(ㄧˋ ㄑㄧㄢ)
- 10,000
一萬(ㄧˊ ㄨㄢˋ)
- 100,000
十萬(ㄕˊ ㄨㄢˋ)
- 1,000,000
一百萬(ㄧˋ ㄅㄞˇ ㄨㄢˋ)
【例】
- 1,234 → 一千二百三十四→(ㄧˋ ㄑㄧㄢ ㄦˋ ㄅㄞˇ ㄙㄢ ㄕˊ ㄙˋ)
連続する数字の読み方
連続して数字を言う場合も、同じ法則が適用されます。
電話番号や身分証番号などの数字は、一つ一つの数字をそのまま読みます。
【例】
- 電話番号 0912345678
零九一二三四五六七八
(ㄌㄧㄥˊ ㄐㄧㄡˇ ㄧ ㄦˋ ㄙㄢ ㄙˋ ㄨˇ ㄌㄧㄡˋ ㄑㄧ ㄅㄚ)
ゼロの読み方の省略
数字の中に「0」が含まれる場合、基本的に「零(ㄌㄧㄥˊ )」と読みますが、桁によっては省略されることがあります。
【例】
- 101 → 一百零一→(ㄧˋ ㄅㄞˇ ㄌㄧㄥˊ ㄧ)
- 1,005 → 一千零五→(ㄧˋ ㄑㄧㄢ ㄌㄧㄥˊ ㄨˇ)
普段、朝市やスーパーで買う時にはそこまで大きい額になることがないですが、例えば不動産屋さんで住む場所の契約や内見をするときに、『家賃はいくらです』と言われるときなどは大きい数字の法則が大活躍します。
ABOUT ME
台湾好きな中国語学習者。コロナで渡台できなくなり、その間、独学で中国語を学習開始しました。
台湾雑貨、スイーツ、バンド『八三夭』が好きで、台湾の通販サイトチェックは欠かせません。
初めての渡台は2015年で、台湾初心者の王道、胡椒餅や小籠包を堪能しましたが、その後、グルテン過敏症だということが判明!小麦粉なしの生活に切り替え、台湾料理やスイーツも小麦粉なしのものを探し求めては味わっています。
今、台湾でもグルテンフリーのブームが来そうな気配を感じています。通販サイトでは無麩質の文字もちらほら•••。レシピサイトでも米粉を使った饅頭のレシピも出てきていたり。もっと無麩質のものが増えてくれたらいいな〜と願っています。