おすすめの箸の素材についてー台湾のニュースより
2024年4月23日付の台湾版Yahoo!記事より気になるトピックを見つけました。
普段使用している箸の素材や保管方法について細かく記載がありましたが、気になったのは胃潰瘍の原因にもなるので気を付けましょうというもの。
皆さんは普段、どのような箸をお使いですか?我が家は木製の箸を使用していて、ある程度の期間で新しいものと交換しているのですが、この記事を読んでステンレス製にしてみようかなという気になりました。
高温多湿と言う点からも台湾と共通点が多い日本。参考になることが多そうです。記事の内容について見ていきましょう。
間違った箸の使い方をすると胃潰瘍の危険もある?
每天用餐..使用「這器具」不當使用….專家:健康受威脅!|十點不一樣
つまりどういうこと?
国立成功大学病院感染症科の李佳雯氏は、箸が食べ物に触れると、特に暖かく湿気の多い環境では食べ物の残留物が細菌の繁殖に理想的な場所になると指摘しました。箸は多くの場合、木製で多孔質であるため、特に湿気の多い環境では微生物が繁殖しやすくなるとのこと。
確かに言われてみればそうですよね。
使い捨ての割りばしを使う頻度も、エコが叫ばれる世の中において減ってきていて、マイ箸を持っている人も増えました。自宅では完全に自分の箸を使いますし、洗って何度でも使いますよね。
でもそれがどうして胃潰瘍に?
彰化秀傳醫院の消化器科、肝胆内科の謝偉耀氏は、箸の端に刻まれた模様や溝が汚れを捕らえやすく、細菌やカビの繁殖につながる可能性があると述べた。 また箸に付着する一般的な細菌には、口腔内の大腸菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、さらには胃潰瘍の原因となるヘリコバクター・ピロリ菌などがあるとのこと。 木製の箸よりもステンレス製の箸の方が菌の増殖を防ぐためにお勧めで、特に木製で模様が刻まれている箸は避けるべきだと提案しました。さらに箸を洗った後、水気を切り、きちんと乾燥させることがポイントです。
胃潰瘍のこともそうだけど、高温多湿だからカビとか菌の繁殖が心配だね。
箸の達人がおすすめする素材
国立台湾大学の化学工学博士である謝玠揚氏は、箸が漆でコーティング処理されているものであれば比較的安全であると指摘した。 塗り箸の場合は漆加工が施された箸を選ぶとよいでしょう。
なお、純木や無塗装の箸は水を吸収しやすく、変形や傷がついた場合はすぐに交換することをお勧めします。 謝玠揚氏は、金属イオンの放出が最小限で健康への影響が少なく、洗うのも簡単なため、ステンレス製の食器の使用を推奨しています。
ステンレス製の食器って日本ではあまり見かけないかな…。
台湾ではお弁当箱とかステンレス製だよね?
韓国料理屋さんに行くと、箸がステンレス製だよね。
あれ、日本の箸サイズでないかな?結構長かったような気がする。
この記事を見ていると、漆塗りなどのコーティングがしてある彫ったり模様が付いていたりしない箸なら、木製の箸でも比較的大丈夫だけれど、できればステンレス製を使う方がいいとありました。
確かに高温多湿の日本も箸について見なおした方がいいのかもしれないですね。この後、気になってステンレス製の箸を探してみましたが、日本の通販サイトではあまりこれといったものが見つからなかったので、台湾のサイトでステンレス製の箸を探してみようと思います。