漢字の読み方が分からない場合どうする?
台湾華語の学習を進めていくと、読み方が分からないから意味を調べられない、という最大の壁にぶち当たります。
読み方が分からなければどのように調べたらいいでしょうか。
そんな時はだいたい次のような方法があります。
- 手描きツールで書いて調べる方法
- 日本語と同じ漢字の場合は日本語入力をして調べる方法
- ウェブのルビ振り変換ツールでコピーペーストして調べる方法
- 自動ルビ振りフォントを使う方法
それぞれ詳しく漢字の読み方が分からない時に調べる方法について見ていきましょう。
手描きツールで書いて調べる方法
スマートフォンやPCのIMEパッド等で手描きツールで、指やマウスを使って何とか漢字を書き(書いた時の達成感は半端ないですが…)、そこで候補に出てきた漢字をコピーペーストして読み方を調べます。
日本語と同じ漢字は日本語入力をして調べる
この場合は、比較的簡単で日本語入力をして翻訳ソフト(google翻訳など)で調べるとピンインの読み方が出てきます。このツールは日本語訳まで分かるので便利です。
ウェブのルビ振りツールで調べる方法
こちらも比較的簡単で、ピンインや注音符号にルビ振りをしてくれるサイトがありますので、調べたい文字をコピーペーストしてボタンを押すと、ルビがふられて発音が分かります。
注音符号自動ルビ振りフォントを使う方法
今回ご紹介するのは、注音符号を自動でルビ振りをしてくれる無料フォントになります。こちらは本当に便利で文章丸ごとでも一瞬で注音符号が付きます。
入力と同時にルビが付いてめちゃくちゃ感動しますよ!
台湾留学.COMさんの日本で注音符号学習を進める上で役立つツールがダウンロードできるページがあります。
注音符号自動ルビ振りフォント↓
その中にある注音符号 自動ルビ振りフォントは無料でダウンロードして使用することができます。
しかもこのフォントの凄いところは、通常ピンインや注音のルビはウェブの場合特に横書きになってしまうのですが、こちらは一文字の漢字の横に縦書きで注音符号のルビがふられます。
一つ一つの音が明確に分かりやすくなって、教本のように表示されます。
フォントの開設ページにもありますが、お好きな中国語の歌もコピーしてペーストするだけで注音での読み方がずばばばっと分かるようになっています。
私は台湾のバンド、八三夭(ㄅㄚ ㄙㄢ一ㄠ)が好きなので、歌詞を覚えるのに使ったりしています。
余談ですが、先日、台湾人の知り合いが自分たちが学生時代に漢字をたくさん覚えなければいけない時、先生が似たような漢字(右側の『へん』は違うけれど、『つくり』が一緒か似ている場合)は読み方が分からなければ、その似ている字の発音で読んでみて意味を調べなさい、と教わったのだそうです。
学習していくにつれ、知っている字が増えていけばそういうことも可能になってくると思うので、私も地道に学習を続けたいと思います。