ワーキングホリデーで働く時の職探しについて
前回、円安時代のワーキングホリデーを考える、という記事を投稿しました。
現地では、アルバイトやパートタイムの職を得るにも、当然その現地に住む方々との競合になるので、語学的に不利な点が大きく働くということ。そして職が得られなかったとしても、資金面において、働かなくても何とか生活できるだけの貯金を蓄えてから渡航することをお勧めしました。
しかし、ワーキングホリデービザと謳っているように、せっかく滞在しながら働けるチャンスがあるのであれば、経験したほうがいいですよね。出会いやひらめき、自分の経験値もあがります。
今回はワーキングホリデービザにおいての職探しについてまとめました。
台湾華語をゆるゆると学ぶ、というサイトなので、語学力アップも考えてフリーランサー系の情報はまた次回にまとめたいと思います。
このサイトでは台湾華語学習や役立つ台湾華語の日常会話、台湾で今話題のもの、台湾に暮らすように住むとしたらという前提の話題をお届けしています。少しでも台湾旅行や台湾への留学、滞在にお役立ていただけると嬉しいです。
それでは早速見ていきましょう。
求人サイトで探す
求人検索の際に役立つキーワード
検索する場合には以下のようなキーワードで検索してみるといいでしょう。
ビザや労働許可の条件に違反しないように気を付けることが重要です。
これらのキーワードを使って、台湾の求人サイトやSNS、掲示板で検索すると、目的に合った仕事を見つけやすくなります。
台湾の主要な求人サイト
台湾での仕事探しには、大手求人サイトで検索してみるのが便利です。
これらのサイトでは、幅広い職種や勤務地の求人情報が掲載されており、ワーキングホリデーでの短期就労にも対応している企業があります。
104人力銀行(104 Job Bank)
104人力銀行は台湾最大の求人サイトです。
中国語ネイティブの求人がメインですが、外国人向けの求人も多く見つかります。
1111人力銀行(1111 Job Bank)
1111人力銀行も非常に人気のある求人サイトです。104人力銀行と同様に、幅広い業種の求人を掲載しており、外国人向けの求人も多いです。インターンシップや短期の仕事も探すことができます。
Yes123求職網(Yes123 Job Bank)
Yes123は、特に若年層向けの求人が充実している求人サイトです。
アルバイトやパートタイムの求人が多く、ワーキングホリデーでの仕事探しに適しています。
518熊班(518 Job Bank)
518熊班は、比較的小規模な企業や地方の求人が多いサイトです。
地域ごとの検索がしやすく、特に地方での仕事を探す際に便利です。
公的な機関を利用する
勞動部勞動力發展署(ㄌㄠˊ ㄉㄨㄥˋ ㄅㄨˋ ㄌㄠˊ ㄉㄨㄥˋ ㄌㄧˋ ㄈㄚ ㄓㄢˇ ㄕㄨˇ)
勞動部勞動力發展署(Workforce Development Agency Ministery of Labor)
台湾の労働部(労働省に相当する機関)が運営しており、ワーキングホリデーで台湾に来る外国人を対象に、労働法や労働条件についての情報提供を行っています。
現地での生活に関するアドバイス、緊急時の対応、健康保険の情報なども提供されており、安心して台湾で生活するためのサポートを受けることができます。
語学学校などで情報を得る
例えば、滞在中に大学附属の台湾華語クラスに参加したりすると、生徒同士の会話から情報を得られる可能性もあります。
大学の掲示板や図書館の掲示板に情報があるかもしれません。
SNSで情報交換をする
台湾ではX(旧Twitter)よりもFacebookやIG(Instagram)での情報交換や情報のシェアが盛んです。
情報交換グループに所属したりして、できるだけ生の情報を集めるようにしておくといざという時に役立ちます。
台湾には外国人向けのFacebookグループが複数あり、ワーキングホリデー関連の情報や求人がシェアされています。
『Taiwan』『Working holiday』『Foreign workers』などのキーワードで検索してみましょう。いくつかのグループが存在します。
SNSだけではなく、いろいろな見聞きする情報は公的な機関が発信するもの以外は、すべてが正しいわけではありません。最終的にその判断はご自身がすることになりますので、慎重に判断することが大切です。
ワーキングホリデービザを利用できる期間は限られているので、有意義な楽しい滞在にしたいですね。