五月天・阿信が語ったF4上海公演での転倒事故と、朱孝天へのメッセージ
20年待ったファンのために──
「これは皆が一番見たかった光景ではない」と知りながら立った理由
2025年12月、上海で行われたF4の特別公演。
多くの台湾ファンにとって、それは「青春が現実に戻ってきた夜」でした。
その舞台を実現させた中心人物が、五月天の阿信。
しかし最終公演で、彼は約2メートルの高さからステージに転落するという、衝撃的な事故に見舞われます。
それでも彼は舞台に戻り、歌い、そして語りました。
──なぜ自分が、朱孝天の立ち位置に立ったのか。その言葉が、今も多くの人の心に残っています。
今回はF4が五月天のライブでサプライズ再結成した後、F☆FOREVERとして上海でライブを行った様子について深堀りします。
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それでは早速見ていきましょう。
F✦FOREVER 恆星之城
F4上海公演で起きた転倒事故
2025年12月22日、上海メルセデス・ベンツ文化センターで阿信は 言承旭(Jerry)、周渝民(仔仔)、吳建豪(Van Ness)とともに、「F✦FOREVER 恆星之城」ツアー最終公演に出演していました。
楽曲〈派對動物〉の最中、ファンと交流しながらステージを歩いていた阿信は、
一瞬足を踏み外し、背中からステージ下へ転落してしまいます。
しかし阿信は、短い休憩の後すぐにステージへ復帰し、冗談交じりに、「さっき、なぜか五月天が一人少ない気がした」と語り、ファンを安心させました。
転倒後のコメント「頭は無事です」
翌朝、阿信はFacebookで無事を報告。
我的腦袋沒有壞掉,
你們的時代也完好無缺。「僕の頭は壊れていない。
君たちの時代も、ちゃんと無事だ。」
この一文は、
F4=青春そのものと感じてきた世代にとって、とても重みのある言葉でした。
阿信が語った「補位」に立った本当の理由
トークパートで、阿信は一人ひとりの名前を挙げて感謝を伝えました。
- 言承旭
- 周渝民
- 吳建豪
- そして『流星花園』を世に送り出したプロデューサー
柴智屏(柴姐)
さらに、今回参加できなかった朱孝天(Ken)についても、こう語ります。
也感謝暫時未能赴約的Ken
「今回、しばらく来られなかったKenにも感謝したい」
「暫時」(しばらく)という言葉を選んだことに、多くの台湾ファンが「阿信らしい」「本当に優しさがある」と反応しました。
そして、阿信は自分が補位に立った理由を、こう説明しています。
我知道這不是所有人最期待的畫面,
我會繼續努力為你們呈現最美的風景。我不忍心這個四面台始終空著一個角落,
不忍心讓他們三個人承受所有的壓力,
更不忍心讓等待了二十年的你們心情落空。
「これは、皆が一番見たかった光景ではないことも分かっている。
それでも、この四角のステージの一角が空いたままでいるのを見ていられなかった。3人だけにすべての重圧を背負わせたくなかった。
そして何より、20年待ち続けてくれた皆さんを失望させたくなかった。」
「相信音樂のトップだから立った」のではない
一部では
「相信音樂のトップだから、責任で立ったのでは?」
という声もありました。
それに対し、阿信ははっきりと否定しています。
我不是老闆,
我只是對音樂、對演出,
有著無比熱情、也有點固執的人而已。「僕は社長じゃない。
ただ、音楽とステージに対して、
並外れた情熱と、少しの頑固さを持った人間なだけ。」
この言葉こそ、多くの台湾ファンが阿信を信頼し続ける理由なのかもしれません。
誰かが欠けたままでも、物語を否定せず、その空白ごと抱えて前に立つ。
阿信の言葉は、台湾エンタメが大切にしてきた「体面」と「やさしさ」を思い出させてくれました。

