会話を長続きさせるコツー台湾華語
台湾華語に限らず母国語を話す時も英語を話す時も、会話を長続きさせるコツがあります。
もともと日本人に多いと言われる『対人恐怖症』の気質も相まって、コミュニケーションが苦手と感じる人も少なくないようです。母国語でコミュニケーションを取るのも苦手なのに、外国語ならなおさら無理と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、外国語に限らず母国語も含めて、会話を長続きさせるコツについてまとめてみました。
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それでは早速見ていきましょう。
質問をする
質問をしても、一瞬で会話が終わってしまう、ということもよくありますよね。そしてその後の沈黙が怖い、なんてこともあります。
質問には2種類あって、はい・いいえで答えられるクローズドクエスチョンと、自由に答えられるような質問のオープンクエスチョンがあります。この2つを組み合わせることで相手にどんどん話してもらえるようになります。
クローズドクエスチョン
相手の気持ちや考えを明確に聞きたい時にする質問です。
例えば、『〇〇について賛成ですか?反対ですか?』と言った質問のように二者択一や三者択一といったように、選択肢の中からどれかを選んで答えるようなケースです。
オープンクエスチョン
例えば「あなたはどう思いますか?」や「その経験についてもっと教えてください」といった質問などは、相手が自由に答えられるような質問です。
聞き上手になる
オープンクエスチョンやクローズドクエスチョンを組み合わせることで、例えば『旅行はどうだった?』と聞いて相手が『よかったよ』としか返事が返ってこなかった場合、『どういう場所がよかった?』など相手がより詳しく話してくれるような質問をしていくことで、聞き手があまり話さなくても会話が続いていくことになります。
聞き上手になるということは
- 相手が話しやすいような質問をする
- 興味を持って相手の話を聞いているという態度でいる
ということがポイントになると思います。
相手が話しやすいような質問をする
相手の話に基づいて具体的な質問を追加でします。これはフォローアップの質問とも呼ばれていて、文字通り相手の会話のフォローをするということです。
例えば『それで、その後どうなったの?』とかオープンクエスチョンの質問をして相手がより詳しく話をしてくれるようにします。
興味を持って相手の話を聞いているという態度でいる
相手の話をよく聞き、話を遮らないようにすること。またあいづちや頷くことでジェスチャーや言葉で、興味を持って話を聞いているという態度を示すことができます。
シチュエーション別の会話例文もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
沈黙を恐れない
会話をしていて沈黙の時間があるかもしれません。
会話の中で自然な沈黙が生じても、焦らずにリラックスすることが大切です。相手も同じように感じていることが多いです。
慌てて取り繕ったような話題を矢継ぎ早に話し続けても、何となくぎこちない雰囲気になってしまったり、何より話をしているだけでお互いに疲弊してしまうことにもなりかねません。
それでも沈黙が長く続いてしまって、何となく居心地が悪いなという場合には、次のようなことを考えておくといいでしょう。
- 相手の話に関連するエピソードを話す
- 次の話題を考えておく
相手の話に関連するエピソードを話す
自分の経験や考えをシェアすることで、相手も自分の話をしやすくなります。
次の話題を考えておく
会話が途切れたときのために、いくつかの話題をあらかじめ用意しておくと良いでしょう。
母国語でも沈黙が続くのが怖いなと思うのに、外国語ならなおさらですね。
楽しく会話できるように私も頑張ります。