会話

音声付き!~を抜いてください(入れないでください)を台湾華語で(会話例文あり)

taiwan-bopomofo

例えば日本でもハンバーガーなどを頼んだ時に、どうしても食べられないトマトを抜きたい、ピクルスを抜きたいという時に、「トマト抜きでお願いします」とか「ピクルス抜きでお願いします」などと伝えますよね。そんな状況の時、台湾華語でどんな風に伝えればいいのかを今回は見ていきたいと思います。

日本語の言語は意外と回りくどい言い方をしているので、多言語でどういうのかを考えた時に、日本語の思考で考えてしまいがちです。英語でも台湾華語でも言い方はとてもシンプルです。

~抜きでと~なしでの台湾華語は微妙にニュアンスが違いますが、伝えたいことは最終的には同じです。

それでは見ていきましょう。

『~抜きで』の例文

『~なしで』の例文
想定される単語を集めました

『~抜きで』の会話例文

不加~

~抜きでは不加~と言います。
例えばトマト抜きであれば『不加番茄』マヨネーズ抜きなら『不加美奶滋』です。

ハンバーガー屋さんで

小龍
小龍

我要一個漢堡不加美奶滋和酸黃瓜。
(ㄨㄛˇ 一ㄠˋ 一ˊ ㄍㄜˋ ㄏㄢˋ ㄅㄠˇ ㄅㄨˋ ㄐ一ㄚ ㄇㄟˇ ㄋㄞˇ ㄗ ㄏㄜˊ ㄙㄨㄢ ㄏㄨㄤˊ ㄍㄨㄚ )

マヨネーズとピクルス抜きのハンバーガーをください。

カフェで

Sue
Sue

我要一杯中杯焦糖星冰樂不加鲜奶油。
(ㄨㄛˇ 一ㄠˋ 一 ㄅㄟ ㄓㄨㄥ ㄅㄟ ㄐ一ㄠ ㄊㄤˊ ㄒ一ㄥ ㄅ一ㄥ ㄌㄜˋ ㄅㄨˋ ㄐ一ㄚ ㄒ一ㄢ ㄋㄞˇ 一ㄡˊ 。)

トールサイズのキャラメルフラペチーノを生クリーム抜きでください。

以前の記事『音声つき!星巴克(台湾のスタバ)で注文する時の会話-台湾華語』で台湾のスターバックスでの注文方法や台湾華語でのメニュー名について詳しくお伝えしています。スターバックスに限らずカフェではだいたい似たようなメニュー名になっていますので、参考にしてみてください。

『~なしで』の会話例文

『~なしで』の時には『不要~』と『去~』の2通りの言い方があります。英語でいうところの『except~』と同じ意味です。例えばファーストフードのSUBWAYでパンに野菜を載せてもらうと思いますが、「玉ねぎ以外の野菜を全部載せで」という場合、”Put everything on it except onions.”などという時と同じような使い方ができます。

それでは詳しく見ていきましょう。

不要~

小龍
小龍

一杯果汁不要冰塊。
(一 ㄅㄟ ㄍㄨㄛˇ ㄓ ㄅㄨˊ 一ㄠˋ ㄅ一ㄥ ㄎㄨㄞˋ 。)

ジュースを氷なしでください。

去~

Sue
Sue

一杯冰拿鐵冰。
(一 ㄅㄟ ㄅ一ㄥ ㄋㄚˊ ㄊ一ㄝˇ ㄑㄩˋ ㄅ一ㄥ 。)

アイスラテを氷なしでください。

想定される単語を集めてみました

ここではおおよそファーストフード店などで想定される単語をあげてみました。
他にも思いついた単語があれば追記していきます。

鲜奶油(ㄒ一ㄢ ㄋㄞˇ 一ㄡˊ)…生クリーム

起司(ㄑ一ˇ ㄙ)…チーズ

牛奶(ㄋ一ㄡˊ ㄋㄞˇ)…牛乳

生菜(ㄕㄥ ㄘㄞˋ)…レタス

番茄(ㄈㄢ ㄑ一ㄝˊ)…トマト

大黃瓜(ㄉㄞˋ ㄏㄨㄤˊ ㄍㄨㄚ)…きゅうり

青椒(ㄑ一ㄥ ㄐ一ㄠ)…ピーマン

洋蔥(一ㄤˊ ㄘㄨㄥ)…たまねぎ

醃黃瓜(一ㄢ ㄏㄨㄤˊ ㄍㄨㄚ)…ピクルス

黑檳榔(ㄏㄟ ㄅ一ㄥ ㄌㄤˊ)…オリーブ

醃辣椒(一ㄢ ㄌㄚˋ ㄐ一ㄠ)…ハラペーニョ

美奶滋(ㄇㄟˇ ㄋㄞˇ ㄗ)…マヨネーズ

番茄醬(ㄈㄢ ㄑ一ㄝˊ ㄐ一ㄤˋ)…ケチャップ

醬(ㄐ一ㄤˋ)…醬ソース

黃芥末醬(ㄏㄨㄤˊ ㄐ一ㄝˋ ㄇㄛˋ ㄐ一ㄤˋ)…マスタード

糖漿(ㄊㄤˊ ㄐ一ㄤ)…シロップ

随分前の映画でメグ・ライアンとトム・ハンクスの『You’ve got mail』を観た時、その映画の中でスターバックスがアメリカで人気が出てきた頃の描写がありました。人気店であるがゆえに長蛇の列ができていて、さらにはアメリカ人でさえもメニューの豊富さとカスタマイズの複雑さに、スマートに注文したいがゆえに結局は一番上に書いてあるメニューのトール『ラテ』を頼むといったくだりがありました。

母国語を話す人でもその映画のような状況が起こるわけで、ましてや他言語ならなおさらのことだと思います。母国語でもそのシチュエーションに対しての慣れが必要であるなら、他言語にとっても同じですよね。

と、言い聞かせながら台湾華語を学び続けています。

ABOUT ME
Sue
Sue
管理人
台湾好きな中国語学習者。コロナで渡台できなくなり、その間、独学で中国語を学習開始しました。 台湾雑貨、スイーツ、バンド『八三夭』が好きで、台湾の通販サイトチェックは欠かせません。 初めての渡台は2015年で、台湾初心者の王道、胡椒餅や小籠包を堪能しましたが、その後、グルテン過敏症だということが判明!小麦粉なしの生活に切り替え、台湾料理やスイーツも小麦粉なしのものを探し求めては味わっています。
今、台湾でもグルテンフリーのブームが来そうな気配を感じています。通販サイトでは無麩質の文字もちらほら•••。レシピサイトでも米粉を使った饅頭のレシピも出てきていたり。もっと無麩質のものが増えてくれたらいいな〜と願っています。
記事URLをコピーしました