台湾の楽園「台東」へ
今回は、台北や台中、高雄のような都市部とは一味違う、台湾東部のリゾートである台東をご紹介します。
台東は、台湾の南東部にある自然豊かな地域で、海と山に抱かれた癒やしの楽園。実は日本人観光客にはまだあまり知られていない、まさに穴場スポットなんです。
このサイトでは台湾華語学習や役立つ台湾華語の日常会話、台湾で今話題のもの、台湾に暮らすように住むとしたらという前提の話題をお届けしています。少しでも台湾旅行や台湾への留学、滞在にお役立ていただけると嬉しいです。
それでは早速見ていきましょう。
台北からどうやって行くの?
電車でのんびり大自然を満喫しながら
台東は台湾鉄道(台鐵)でアクセスできます。
- 台北駅から特急列車(普悠瑪號/自強號)で
→ 約5時間~6時間(乗り換えなし) - 途中の車窓からは、山脈と太平洋を望む絶景を見ることができます。
乗るなら左側の席(海側)がおすすめですよ♪
飛行機でひとっ飛び!
- 台北松山空港から台東空港へ:約1時間
- LCC(格安航空)はないものの、国内線は比較的空いていて快適。
- 台東空港から市街地まではタクシーやバスで15〜20分ほど。
ゆっくり旅を楽しみたいなら鉄道、時間を節約したいなら飛行機。どちらにも魅力があります。
台東でしか味わえない5つの魅力
虹がよく出る!太麻里は虹の町

台東は、短い雨と強い日差しが繰り返す土地。だから、雨上がりにはダブルレインボーも見られるほど!
とくに太麻里という町は「日の出と虹の聖地」として有名。静かな海岸線に大きな虹がかかる風景は、息をのむほど美しいです。
絵画のような水田と空のまち「池上」

お米の産地として知られる池上は、緑のじゅうたんのような田んぼと空の青さが印象的な町。自転車でのんびりサイクリングもおすすめ!
- おすすめスポット:伯朗大道(Mr. Brown Avenue)
「金城武の木」(Takeshi Kaneshiro Tree)は、台湾東部・台東県池上郷の伯朗大道(Mr. Brown Avenue)沿いにある有名な一本桁冬(ぺルシャ・ビショップウッド)です。2013年にエバー航空のCMで俳優・金城武さんがこの木の下でお茶を飲むシーンが撮影されたことで、一躍観光スポットとして注目を集めました。 - 空と水面に映る虹に出会えたら素敵ですね
サーファーの聖地 都蘭
海岸沿いのアートな町都蘭は、サーファーやバックパッカーに人気の場所です。ギャラリーやライブハウス、ローカルカフェも点在し、ちょっとヒッピーでおしゃれな雰囲気。
ここでも晴れと雨が交互にやってくるので、虹が出やすいんです。
癒しの知本温泉でゆったり

台東といえば温泉!
市内からバスで30分ほどの場所にある知本温泉は、日本の温泉地に似た雰囲気。緑に囲まれた露天風呂で、日頃の疲れをじんわり癒せます。
- 和風旅館やモダンな温泉リゾートホテル、滝もあります。

離島トリップの玄関口:緑島・蘭嶼

台東は、ダイビング天国「緑島」や蘭嶼(タオ族の島)への玄関口でもあります。
- 台東港からフェリーで緑島へ:約50分
- 透明度抜群の海と、島ならではの素朴な風景が待っています。
台東で何を食べる?
- 原住民料理(アミ族・ブヌン族など):小米酒や香草焼き魚
- 台東名物 米苔目:つるっとした細麺のスープ

- 新鮮な海鮮丼・焼き魚:成功鎮や都蘭の漁港で地元価格!
素朴だけど、身体にやさしくて素材の味がしっかりしています。
台東でできることまとめ
| 体験 | 内容 |
|---|---|
| サイクリング | 池上・関山の田んぼ道をのんびり走る |
| 虹ウォッチング | 雨上がりの太麻里や都蘭でチャンスあり |
| 温泉 | 知本温泉で癒しの時間を |
| 海遊び | サーフィン(都蘭)、ダイビング(緑島) |
| 文化体験 | 原住民の伝統音楽や手工芸 |
台東は、テーマパークのような派手さはありません。でも、時間の流れが違うと感じさせてくれるような、心と身体がリラックスできる場所です。
自然とふれあい、人のやさしさにふれ、少し疲れた自分をそっと休ませる。そんな時間が、台東には流れています。


