台南の朝晩は台北より涼しい?
夏の台湾旅行といえば「暑い!」というイメージがありますよね。ところが実は、台南の方が8月中旬から朝晩ちょっと涼しく感じられることがあるんです。北にある台北のほうが涼しそうなのに、なぜでしょう?
今日はその秘密を一緒に探ってみましょう。
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台北は“夜まで蒸し暑い街”
台北は台北盆地にある街。四方を山に囲まれていて、夏になると熱と湿気がこもってしまいます。
- 夜になっても気温が下がりにくい
- 湿度が高いのでムシムシ感が残る
- 「熱帯夜(最低気温25℃以上)」が続きやすい
だから台北の夏は、朝も夜もエアコンが手放せない!リピーターさんなら「ホテルに帰っても全然涼しくならない〜」という経験、ありますよね?
台南は“海風と放射冷却”でひんやり
一方の台南は広い平野に面していて、海からの風が吹き抜けやすいんです。さらに8月中旬を過ぎると雨季が落ち着き、夜になると放射冷却が効いて気温が下がる日も出てきます。
- 日中は35℃近くまで上がることも
- でも夜は24〜25℃くらいまで下がることがある
- 空気が乾いてくるので体感的に「涼しい」
旅行中、夜市を歩いていて「意外と風が気持ちいい!」と感じたら、それが台南の魅力なんです。
実際のデータで比べてみると…
8月の平均気温を比べてみると、日中の最高気温は台北も台南も32〜33℃前後でほとんど同じ。でも違うのは最低気温の下がり方。
- 台北:27℃ → 26.5℃くらいまでしか下がらない
- 台南:26℃ → 25.5℃くらいまで下がることがある
このわずか1℃前後の差ですが、湿度が低くなることも重なって、「台南の夜はちょっと涼しい」という体感につながるんです。

リピーターにおすすめの楽しみ方
台北の夜 → カフェや夜市に行っても汗だく!冷たい豆花やマンゴーかき氷でクールダウンするのがおすすめ。
台南の夜 → 心地よい風が吹く日には、夜市をのんびり散歩。昼間は暑すぎて観光できない史跡巡りも、夕方以降なら気持ちよく歩けます。
まとめ
- 台北は盆地のため、夜も暑さがこもりやすい
- 台南は海風と放射冷却で、夜に涼しさを感じる日がある
- 体感の差を知ると、同じ夏でも旅の過ごし方を変えられる
台湾リピーターさんは、ぜひこの違いを体験してみてください。
「夜市は台南でのんびり、昼は台北で美術館めぐり」なんて旅も素敵ですよ。
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