台湾の交通標識を考察してみた
台湾の交通標識に限らず旅行に行くと、その国や土地の標識、マンホールの柄、看板などが気になり、新鮮な気持ちでいつも写真に撮ったりしています。
今回は台湾の標識について、いろいろと過去に写真を撮ったものや新たに調べてみたことをまとめました。
このサイトでは台湾華語学習や役立つ台湾華語の日常会話、台湾で今話題のもの、台湾に暮らすように住むとしたらという前提の話題をお届けしています。少しでも台湾旅行や台湾への留学、滞在にお役立ていただけると嬉しいです。
台湾を訪れた際に、あ~これね、なんて思っていただけると嬉しいです。
それでは見ていきましょう。
台湾の標識
道路標識
この写真にはたくさん標識が写っています。
まず三角に慢と書いてあり、下に減速慢行とあります。注意喚起の三角マークの慢は日本語だと『ゆっくり!』という感じでしょうか。英語だとSLOWとなりますね。下の減速慢行は減速してゆっくり通って!という意味になります。
左には赤い丸の中に10とあります。その下に、進入局内限速10公里とあります。この建物は郵便局なので、郵便局の建物に入るときは10kmの速度で入ってね、となります。
これは日本でもよく見かける進入禁止のマークです。台湾華語においては禁止進入と下に注意喚起が表示されています。
この標識は月曜日から土曜日までバイクをここに停める場合は1回につき20元(ただし日を跨いだ場合には追加で20元)と書いてあり、下の赤い注意喚起カードには自転車は駐車禁止とあります。
なんでバイクはよくて自転車がダメなんだろう・・・。理由は分かりませんが英語表記でも書いてあるので外国人にも分かるように配慮してあっていいですね。
これを見た時にはなんて親切なんだろう、と思いましたが皆さんはどう感じられましたか?
前有測速照相,請依速限行駛。
前にスピード測定器があるから、速度制限に従って運転してください、という意味になります。
カメラのマークがついていますから、写されないようにねということと、上に50のマークもありますね。つまり50km制限ですよ、ということですね。
騎樓・人行道とありますね。
これはアーケード、歩道という意味です。
そして赤い丸いにスラッシュが入って停の文字があります。停車禁止という意味ですね。
下の白い小さいカードに違者拖吊とあります。レッカー車で移動します、という意味です。違反者を見つけたら110番をするということですね。皆さん、規則を守っているからか、停車している車は1台もありませんでした。(もしかしたらレッカー移動したのかもしれませんが・・・)
この写真に写っているのは、通りの名前です。交差点には必ず矢印と一緒に通りの名前が書かれていて、その都度確認できるようになっています。
今はGooglemapなどが使えるようになり、現在地も分かるようになりましたが、道にもきちんと表示してあると何かあった時にも助かりますね。
台湾の交通ルール
日本では歩行者優先ですが、台湾では車が優先になります。
この事実を知ったのはだいぶ後になってからで、
だから歩行者の横断歩道が赤になった途端、車やバイクが容赦なく突っ込んでくるんだな、と・・・。
台湾は右側走行、左ハンドル
台湾は日本と逆で右側走行、左ハンドル、そして車優先です。
これは何を意味するかといえば、横断歩道が青だとしても、右側走行のため車が右折してくる可能性があるということです。
とにかく車優先の法律のため、歩行者が怪我をすることも少なくないようです。
一方で、公共交通機関(MRTではホームでも)では飲食禁止、車やバイク運転中はタバコを吸うことも禁止と、結構厳しいルールが敷かれていて皆さんそのルールを守っていて素晴らしいと思う反面、横断歩道を渡りきれずに油断していると車やバイクが容赦なく飛び出してきます。
台湾は料理、自然景観、ホスピタリティで有名ですが、道路横断の際には危険を伴うということでも知られている国だ、と欧米政府が台湾へ渡航する際には注意喚起をおこなっています。
横断歩道を渡る時間が短く設定されているような気もしますが、どうなんでしょうね。台湾は道幅が日本と比べて広い割には信号が青の時間が短いと感じます。
歩行者に比べて、バイクや車の数が多いからという理由もあるからかもしれませんが・・・。安全に過ごしたいなと思っています。
台湾滞在中には車やバイクに気をつけて、余裕を持って横断歩道を渡るようにしてくださいね。