台北MRTがApple Pay・Google Pay対応に!日本人旅行者もスマホで改札通過できる?
台湾旅行で欠かせない交通手段といえば、台北MRT。
これまでは、悠遊卡(EasyCard)や一卡通(iPASS)、または駅で購入するトークン型(現在はQRコードが印字された紙)の切符を使うのが一般的でした。
しかし、2026年7月1日から台北MRTでは、クレジットカードのタッチ決済や、Apple Pay・Google Pay・Samsung Payなどのスマホ決済に対応されるようになりました。
つまり、日本人旅行者でも条件を満たしていれば、スマホを改札にかざすだけで台北MRTに乗れるようになったということです。
何が変わったの?
今回の大きな変更点は、台北MRTの改札で以下の支払い方法が使えるようになったことです。
・タッチ決済対応のクレジットカード
・タッチ決済対応のデビットカード
・Apple Pay
・Google Pay
・Samsung Pay
対応ブランドとしては、Visa、Mastercard、JCB、Discover、Diners Clubなどがあります。
これにより、旅行者は駅で切符を買ったり、悠遊卡にチャージしたりしなくても、対応カードやスマホを改札にタッチして乗車できるようになりました。
日本人旅行者も使える?
基本的には使えます。
たとえば、日本で発行された対応ブランドのクレジットカードをApple PayやGoogle Payに登録していれば、台北MRTの改札でそのスマホをかざして乗車できる可能性があります。
特にJCBは、台北MRTでJCBのタッチ決済が利用可能になったことを発表しています。JCBカードを使っている日本人旅行者にとっては、かなり便利な変更です。
ただし、カード会社やカードの種類によっては海外でのタッチ決済に対応していない場合もあります。旅行前に、自分のカードが海外のタッチ決済に対応しているか確認しておくと安心です。
Apple PayならiPhoneやApple Watchで乗れる?
Apple Payに対応カードを登録していれば、iPhoneやApple Watchを改札にかざして乗車できます。
さらに、iPhoneでは「エクスプレスモード」を設定すると、画面ロックを解除しなくても改札を通れるようになります。台北市政府の発表でも、Appleユーザーは快速模式を使うことで、スマホを解錠せずに利用できると説明されています。
日本のSuicaのように、スマホを取り出してそのままタッチできる感覚に近くなります。
エクスプレスモードの設定方法(iPhoneの場合)
- ウォレットアプリを開く
- 台北MRTで使いたいクレジットカードを選ぶ
- 右上の「…」または「カードの詳細」を開く
- エクスプレスカード設定またはエクスプレスモードをタップ
- 使いたいカードを選ぶ
- Face ID・Touch ID・パスコードで認証する
Apple Watchで使う場合は、
- iPhoneのWatchアプリを開く
- マイウォッチ
- ウォレットとApple Pay
- エクスプレスカードまたはエクスプレス交通カード
- 使いたいカードを選ぶ
- Apple Watchのパスコードで認証
設定できると、改札では画面を開かずにiPhoneやApple Watchをかざすだけで使えるようになります。
乗るときの注意点
スマホ決済やクレジットカードのタッチ決済を使う場合は、入場時と出場時で同じ支払い方法を使うことが大切です。
たとえば、
・入場:iPhoneのApple Pay
・出場:同じiPhoneの同じApple Payカード
というように、同じ端末・同じカードでタッチする必要があります。
入場時はスマホ、出場時は実物のクレジットカード、という使い方をすると、正しく運賃計算ができない可能性があります。
悠遊卡はもう不要?
短期旅行でMRTを中心に移動するだけなら、スマホ決済だけでもかなり便利です。
ただし、悠遊卡にはまだメリットがあります。
悠遊卡はMRTだけでなく、バス、YouBike、コンビニ、ドラッグストア、飲食店などでも使える場面が多いです。
また、台北MRTの常客優惠、つまりよく利用する人向けの割引は、クレジットカードやスマホ決済では対象外です。
そのため、台湾に何度も行く人や、バス・YouBike・コンビニでも使いたい人は、これまでどおり悠遊卡を持っておくと便利です。
日本人旅行者におすすめの使い分け
初めての台湾旅行や、2泊3日程度の短期旅行なら、Apple PayやGoogle PayでMRTに乗れるのはとても便利です。
一方で、台湾リピーターや、台北以外の都市にも行く人、バスやYouBikeも使う人は、悠遊卡も持っておくと安心です。
おすすめは、
「MRTはスマホ決済、買い物やバス用に悠遊卡も持っておく」
という使い分けです。
スマホ決済が使えるようになったことで、台湾旅行のハードルはかなり下がりました。しかし、台湾ではまだ悠遊カードが便利な場面も多いので、完全に不要になったというより、選択肢が増えたと考えるのがよさそうです。

