【ニューヨーク・タイムズ】による「2025年に行くべき52の場所」に阿里山がランクイン
ニューヨーク・タイムズの「2025年に世界で訪れるべき52の場所」に台湾からは阿里山がランクインしました。日本も富山や大阪がランクインしています。
阿里山は復興中でしたが、現在では完全に復旧が終わり、観光で訪れることができるようになりました。今回の記事では夏休み期間中の限定企画で阿里山號の蒸気機関車体験プランについてお伝えします。
このサイトでは台湾華語学習や役立つ台湾華語の日常会話、台湾で今話題のもの、台湾に暮らすように住むとしたらという前提の話題をお届けしています。少しでも台湾旅行や台湾への留学、滞在にお役立ていただけると嬉しいです。
それでは早速見ていきましょう。
ニューヨーク・タイムズの「2025年に世界で訪れるべき52の場所」
- Jane Austen’s England(イングランド南部)
- Galapagos Islands(ガラパゴス諸島)
- New York City’s Museums(ニューヨーク市の美術館)
- Assam(インド、アッサム)
- White Lotus’ Thailand(タイ、ホワイト・ロータスの舞台地域)
- Greenland(グリーンランド)
- Aix-en‑Provence(フランス)
- Sun Valley(アメリカ・アイダホ州)
- Lumbini(ネパール)
- Sydney(オーストラリア・シドニー)
- Coimbra(ポルトガル)
- Angola(アンゴラ)
- Hamburg(ドイツ・ハンブルク)
- Nicaragua(ニカラグア)
- The Dolomites(イタリア・ドロミテ)
- Asheville(アメリカ・ノースカロライナ州)
- Magdalena River(コロンビア)
- Los Cabos(メキシコ)
- Alishan(台湾・阿里山) ☆
- Flow Country(スコットランド・フロー・カントリー)
- Kristiansand(ノルウェー)Bukhara(ウズベキスタン)
- Lexington and Concord(アメリカ・マサチューセッツ州)
- Canfranc(スペイン)
- Benin City(ナイジェリア)
- Amsterdam(オランダ)
- New Orleans(アメリカ・ルイジアナ州ニューオーリンズ)
- Raja Ampat(インドネシア)
- Delphi(ギリシャ)
- Toyama(日本・富山市)
- French Basque Country(フランス・バスク地方)
- Kilifi(ケニア)
- British Virgin Islands(イギリス領ヴァージン諸島)
- Lofoten Islands(ノルウェー)
- East London(イギリス・東ロンドン)
- Stockholm Archipelago(スウェーデン)
- Kutaisi(ジョージア)
- Osaka(日本・大阪市)
- Detroit(アメリカ・デトロイト)
- Trent‑Severn Waterway(カナダ・オンタリオ州)
- Montserrat(スペイン領モントセラート/カタルーニャ)
- Western Australia(オーストラリア・西部)
- Washington DC(アメリカ)
- Nangma Valley(パキスタン)
- Sicily Divide Cycle Route(イタリア・シチリア島サイクリングルート)
- Ollantaytambo(ペルー)
- Abu Dhabi(アラブ首長国連邦・アブダビ)
- Huangshan(中国・黄山)
- Milan(イタリア・ミラノ)
- Bulgaria(ブルガリア)
- Rotterdam(オランダ・ロッテルダム)
- Montserrat(カリブ海・モントセラト島)
阿里山森林鉄道(本線)の復旧状況
2024年7月6日より、嘉義市から阿里山までの本線全線が完全に再開されました。2009年のモーラコット台風以降、15年にわたり不通だった区間の復旧完了も終わり、全区間の復旧が終わりました。
特に、日本統治時代からの山岳鉄道が完全復活し、観光・地域振興に大きな期待が寄せられています。
支線・駅施設の整備と修復
- 奮起湖駅(標高1,403 m)は2004年に再建され、今も歴史的な木造構造を保ちつつ運営されています。
- 祝山線、眠月線を含む支線は、台風被害を受けつつも段階的に復旧され、今では全線に渡って乗車可能な状況です。
- 祝山、神木、沼平などの駅もライフラインとして再整備され、観光インフラとして機能しています。
蒸気機関車の復活
約100年前に製造された蒸気機関車SL‑21は、2024年1月6日に修復・試運転を経て復活運行を再開。毎月第一週の土曜に嘉義〜北門駅間で往復しています。
その他施設・インフラ
トンネル42号など、山岳地帯の路線ではトンネル掘削や線路再築など大規模復旧工事が2023–2024年に完了し、安全性と利用の安定化が進みました。
ただし、2024年夏の台風第3号の影響で、一部区間は一時運休となりましたが、その後再調整されて再開しています。
夏休み期間中のイベント情報
森林ピクニック、鄒族の特色料理、阿里山での散策など
これまで観光客が最もよく知る阿里山の林鉄小型列車は『阿里山号』でしたが、蒸気機関車は特定の祭日や桜・紅葉シーズンにしか乗れないものでした。今回の蒸気機関車体験プランは、2日間、3日間、4日間などの全14コースが用意され、阿里山・沼平・祝山などの駅を含む乗車体験に加え、森林ピクニック、鄒族の特色料理、阿里山での散策など、多彩な内容が組み込まれています。
小さな鉄道ファン向けのスタンプラリーも開催!
列車体験だけでなく、「小さな鉄道ファン」電子スタンプラリーも用意されており、阿里山森林鉄道沿線の全17駅をつなぐ企画です。LINEで「慢遊嘉義(のんびり嘉義)」の公式アカウントに参加し、3か所の駅でスタンプを集めると、限定の電子証明書がもらえます。先着1,000名には紙の証明書も進呈されます。親子で林鉄の魅力ある駅を巡り、森林鉄道の美しさを体感できる内容となっています。
無料イベントもあります!
嘉義県文化観光局によると、今回のイベントでは阿里山生態旅遊協会と連携し、「十字路駅」での親子向け地元ガイドツアーも実施。愛玉(アイユー/台湾ゼリー)の手作り体験、駅周辺の散策、『福森号』との記念撮影などが楽しめます。無料で参加可能で、6月9日からオンライン受付を開始しています。
イベント問い合わせ先
雄獅旅遊の公式サイトで販売開始となっています。
ご予約はこちらから
https://event.liontravel.com/zh-tw/railtour/forest-railway/vivid

