【台湾の春】「赤ちゃんの顔」にご用心!寒暖差を表すユニークな台湾語フレーズ
そろそろ桜の便りが届く頃でしょうか?この時期、暖かくなったと思ったら急に冬のような冷え込みがやってくる「寒の戻り」や「花冷え」という言葉を耳にしますよね。
実は、南国イメージの強い台湾にも、全く同じ現象があります。
今回は、台湾旅行や中国語学習がもっと楽しくなる、台湾版「寒の戻り」にまつわる面白い言い回しをご紹介します。
まさに「春がひっくり返る」!?:倒春寒
気象ニュースや新聞でよく使われる、日本の「寒の戻り」に最も近い表現がこちらです。
| 項目 | 表記・読み |
| 漢字 | 倒春寒 |
| 注音 | ㄉㄠˋ ㄔㄨㄣ ㄏㄢˊ |
| ピンイン | dào chūn hán |
「倒」という字には「逆さまにする」「ひっくり返す」という意味があります。
つまり、**「せっかく春になったのに、また冬にひっくり返っちゃった!」**というニュアンスですね。
台湾の春(3月〜5月頃)は、移動性高気圧の影響で夏のような暑さになる日もありますが、その後に冷たい空気(大陸高気圧)が流れ込むと、気温が10度以上も急降下することがあります。この激しい温度差を、台湾の人は「倒春寒」と呼んで警戒するんですよ。
台湾人の定番フレーズ:春天孩子面(春は赤ちゃんの顔)
私が個人的に一番「台湾らしいな」と感じる、とてもチャーミングなことわざをご紹介します。
| 項目 | 表記・読み |
| 台湾華語 | 春天孩子面 |
| 台湾語 | Chhun-thiⁿ gín-á bīn |
| 華語注音 | ㄔㄨㄣ ㄊㄧㄢ ㄏㄞˊ ㄗ˙ ㄇㄧㄢˋ |
| 華語ピンイン | chūn tiān hái zi miàn |
直訳すると「春の天気は赤ん坊の顔」。
さっきまでニコニコ笑っていた(晴れていた)のに、次の瞬間には火がついたように泣き出す(急に雨が降り、寒くなる)……。
そんな予測不能な春の天気を、赤ちゃんの表情に例えているんです。台湾の年配の方と話していると、「最近は『春天孩子面』だから風邪ひかないようにね」なんて声をかけられることも多い、生活に根付いた言葉です。
春の台湾、服装はどうする?
この時期に台湾へ遊びに来るなら、絶対に覚えておいてほしいキーワードがあります。
それは、「洋蔥式穿法(yáng cōng shì chuān fǎ)」。
直訳すると「玉ねぎ式の着こなし」、つまり重ね着です。
- 日中: 25度を超えることもあるので、半袖や薄手のシャツでOK。
- 朝晩・雨天: 15度前後まで下がり、冷たい風が吹くので、ウィンドブレーカーやライトダウンが必要。
「南国だから大丈夫!」と油断せず、玉ねぎの皮を剥くように調整できる服装を準備してくださいね。
言葉を知れば、旅はもっと深くなる
日本には「花冷え」という美しい言葉があるように、台湾には「赤ちゃんの顔」というユーモア溢れる言葉があります。
次に台湾へ来るとき、もし急に寒くなったら、ぜひ空を見上げて「今日は『春天孩子面』だね!」と呟いてみてください。きっと、現地の台湾人も驚いて笑顔になってくれるはずです!
皆さんの春の旅が、素敵なものになりますように。
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