台湾旅行でハンディファンは持ち込める?空港で大量没収も…リチウムイオン電池と鉛蓄電池の見分け方を解説
台湾・桃園空港で保安検査場の没収カゴに手持ち扇風機が山積みになっている写真が話題になりました。
実は問題なのは「すべてのハンディファン」ではなく、一部の電池を使用した製品です。旅行前に確認しておきたいポイントをまとめました。
電池の種類を聞く時の会話例文も音声付きで載せています。どっちの電池を使っているの?と聞く時に参考にしてみてください。音声は音読さんを使用しています。
それでは早速見ていきましょう。
桃園空港でハンディファンが大量没収
台湾のSNSでは、桃園国際空港の保安検査場で、没収された手持ち扇風機(ハンディファン)が山積みになっている写真が話題になりました。
これを見て、
「ハンディファンは飛行機に持ち込めないの?」
と心配になった方も多いかもしれません。
しかし、実際にはすべてのハンディファンが持ち込み禁止になったわけではありません。
一般的なUSB充電式ハンディファンなら機内持ち込み可能
日本で販売されている多くの充電式ハンディファンは、リチウムイオン電池を使用しています。
このタイプは、
- 日本から台湾へ持って行く場合
- 台湾から日本へ持ち帰る場合
どちらも機内持ち込み手荷物として持参できます。
ただし、
預け荷物(スーツケースなど)には入れることができません。
これはハンディファンだけでなく、モバイルバッテリーやBluetoothイヤホンなど、リチウムイオン電池を内蔵した電子機器にも共通するルールです。
問題になるのは「鉛蓄電池」を使用した製品
今回、台湾で話題になったのは、
鉛蓄電池(鉛酸バッテリー)
を使用したハンディファンです。
国際航空運送協会(IATA)の基準を満たしていない鉛蓄電池を使用した製品は、
- 機内持ち込み
- 預け荷物
どちらも認められていません。
そのため、保安検査で没収されてしまうケースが相次いだとみられています。
自分のハンディファンはどう見分ける?
実は、見た目だけではほとんど分かりません。
旅行前には次のポイントを確認しましょう。
① 本体や箱を確認する
次のような表示があれば、リチウムイオン電池の可能性が高いです。
- Li-ion
- Lithium-ion
- リチウムイオン電池
- 鋰電池(ㄌㄧˇ ㄉㄧㄢˋ ㄔˊ/lǐ diànchí)
一方、
- Lead-acid
- 鉛蓄電池(ㄑㄧㄢ ㄒㄩˋ ㄉㄧㄢˋ ㄔˊ/qiān xù diànchí)
- 鉛酸電池(ㄑㄧㄢ ㄙㄨㄢ ㄉㄧㄢˋ ㄔˊ/qiān suān diànchí)
などと表示されている場合は注意が必要です。
② 型番を検索する
本体に表示がない場合は、
メーカー名+型番
で検索すると、メーカー公式サイトや商品ページで電池の種類を確認できることがあります。
③ 極端に安価なノーブランド品は確認を
特に旅行先で購入したノーブランド品や、電池の種類が記載されていない製品は注意しましょう。
電池の種類が分からない場合は、帰国時の保安検査で持ち込みが認められない可能性もあります。
台湾で購入する際も要チェック
台湾旅行中にハンディファンを購入する予定の方は、
「どの種類の電池を使っていますか?」
と確認してから購入すると安心です。
台湾華語では、

請問這個使用的是鋰電池還是鉛酸電池?
ㄑㄧㄥˇ ㄨㄣˋ ㄓㄜˋ ˙ㄍㄜ ㄕˇ ㄩㄥˋ ˙ㄉㄜ ㄕˋ ㄌㄧˇ ㄉㄧㄢˋ ㄔˊ ㄏㄞˊ ㄕˋ ㄑㄧㄢ ㄙㄨㄢ ㄉㄧㄢˋ ㄔˊ
Qǐngwèn zhège shǐyòng de shì lǐ diànchí háishì qiānsuān diànchí
「この製品はリチウム電池ですか、それとも鉛蓄電池ですか?」
と聞くことができます。
旅行前に確認して安心して出発しましょう
今回のニュースで話題になったのは、
「ハンディファンが全面的に持ち込み禁止になった」という話ではありません。
大切なのは、
- リチウムイオン電池なら機内持ち込み
- 預け荷物には入れない
- 電池の種類が分からない製品は事前に確認する
という3つのポイントです。
日本から持参する場合も、台湾で購入する場合も、出発前に一度確認しておけば安心して旅行を楽しめます。
情報源
- IATA(国際航空運送協会) バッテリー持ち込みガイド
- 桃園国際空港 持ち込み禁止・制限品案内
- EVA Air 危険物・リチウム電池の持ち込み案内
- STARLUX Airlines リチウム電池持ち込み規定
※航空会社によって細かな運用が異なる場合があります。搭乗前には利用する航空会社の最新の案内もあわせてご確認ください。

