草莓月亮(ストロベリームーン)について
2024年6月22日はストロベリームーンが見られるということで、雨の多い季節ですが、晴れるといいなと思っています。毎年4月と6月の満月のことをストロベリームーンと言うようです。
台湾華語ではストロベリームーンのことを草莓月亮(ㄘㄠˇ ㄇㄟˊ ㄩㄝˋ ㄌ一ㄤˋ)と言います。英語をそのまま訳した感じですね。日本だと語呂が悪いからなのか、いちご月とはあまり聞かないですね。
今回は草莓月亮(ストロベリームーン)について調べてみました。
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それでは早速見ていきましょう。
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ストロベリームーンの由来
ストロベリームーンの由来はネイティブアメリカンが初夏の苺が採れる時期に見られる満月が苺の色に似ていることから『ストロベリームーン』と呼ばれるようになったと言われています。
さらにストロベリームーンとして慣れ親しんでいるこの月は、ヨーロッパではローズムーンとも呼ばれているようです。またはちみつの収穫時期と重なるためハニームーンとも呼ばれています。新婚旅行のハネムーンとも関連があるのかもしれません。
恋愛運アップ?
ストロベリームーンは可愛らしい名前と色から恋愛運がアップすると言われていますが、噂の出どころは不明です。日本では恋愛運アップにあやかって、イベントを開催する企業もあるらしいです。
北半球と南半球では全く違う見え方
北半球ではストロベリームーン、ローズムーンなどと呼ばれますが、南半球では逆にコールドムーン、オークムーン、ロングナイトムーンなどと呼ばれます。この呼び方は北半球では12月の満月を表す名称になっています。
北半球と南半球では季節感も逆になるので、光の拡散の仕方も冬と夏とでは違います。
なぜピンクがかった色になるの?
夏至の頃には月が空の低い位置を通るため、赤い月が観測しやすくなる現象が起こります。北半球側から見ると、月は地平線近くにある時に、月の光が大気中で拡散され、月の光のうちの波長が長い赤い光が吸収されずに残ることでピンクまたは赤みがかった色に見えるというわけです。
ピンク色に見えるといっても、うっすらとピンクに染まって見える程度です。それでもほんのりピンク色がかった色は可愛らしく、ほっこりとした気分になります。
台湾の月にまつわる言い伝え
月を指さしてはいけない
私たち日本人は月を指さして、『今日の満月は大きいね』とか『うさぎが見えた』などと言ったりしたことは一度ならず何度でもあると思います。
しかし、台湾では月を指さしてはいけません。
昔から月に指を指すと耳を切り落とされると言われ続けているとのことで、台湾人の方なら誰でも知っている迷信として知られているようです。
月を愛でる時にはどうするか
月を指ささずに言葉で伝えるか、手をどうしても使う時には指を指さないように手のひらで月を示すなど、どうにかして指さしをしない方法を探すとのことです。
月を指ささないとはいえ、中秋節のときには月を愛でながら家族と一緒に月餅を食べるという習慣もある台湾。台湾を訪れたときにはうっかり指をさしてしまわないように気をつけましょう。