台湾滞在中にメガネを作ってみようかなとか、滞在中に視力が落ちてしまって新しいメガネやコンタクトレンズに換えたいという場合があると思います。日本では眼科受診をして視力測定をし、眼科医にメガネやコンタクトレンズの処方箋を書いてもらってから、メガネ屋さんで処方箋通りに作ってもらうという流れが一般的です。
最近では日本でも眼鏡市場やJINSなどのチェーン店において、機械で視力や眼圧を測定して、手軽に作れるようにもなっています。レンズがあれば即日で出来上がる場合もありますね。
一方、台湾では、メガネやコンタクトレンズを作る際に必ずしも眼科を受診する必要はありません。多くの場合、メガネ店やコンタクトレンズ専門店で視力検査を受けるのが一般的です。
今回は台湾でメガネやコンタクトレンズを作るにはどうしたらいいかということについて、まとめました。
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それでは早速見ていきましょう。
眼科に行く必要がある場合
特別なケース
- 目の病気や異常がある場合
目に不調(充血、痛み、かゆみ、ドライアイなど)がある場合、眼科で検査と治療を受けた上で、必要に応じて処方箋を発行してもらいます。
- 専門的な視力測定が必要な場合
強度の近視や乱視、弱視がある場合、眼科の精密検査を利用する人もいます。視力矯正や視能訓練を現在行っている方についても同様です。
眼科での処方箋発行
- 台湾では眼科で処方箋を発行してもらうことが可能ですが、多くの人が直接メガネ店で視力検査を受けるため、眼科での処方箋を利用するのは少数派です。
- 費用は診察料込みで約200~500台湾元(約800~2,000円)程度です。健康保険が適用される場合はさらに安くなります。
メガネやコンタクトを作る場合
視力検査は店内で完結
台湾では、多くのメガネ店やコンタクト店が視力検査を無料または低価格で提供しています。このため、眼科を訪れる手間が省けるのが一般的です。視力検査の精度は十分で、日常的に使うには問題ないと言われています。
処方箋なしで購入可能
台湾では、メガネやコンタクトレンズを購入する際に処方箋は不要です。直接来店してその場で検査を受ければ、必要なものを購入できます。
処方箋が必要ない理由
- 台湾では視力検査技師の資格を持ったスタッフが多くのメガネ店に在籍しており、基本的な検査は眼科に行かなくても実施できます。
- コンタクトレンズも同様で、店内で検査を受けてすぐに購入が可能です。
眼科とメガネ店の違い
| 眼科 | メガネ・コンタクト店 |
| 視力検査 | 医師が実施する精密な検査 | 視力検査技師による基本的な検査 |
| 目的 | 疾患の治療や専門的な矯正 | 日常的な視力矯正やレンズ購入 |
| 処方箋の有無 | 発行可能 | 店内で検査すれば即購入可能 |
| 費用 | 健康保険適用で200~500台湾元 | 検査は基本無料、製作費のみ必要 |
費用について
- コンタクトレンズ
- 1日使い捨てレンズ:約500~1,500台湾元(約2,000~6,000円)/1箱(30枚入り)。
- 2週間/1ヶ月用:約500~2,000台湾元(約2,000~8,000円)。
- メガネ
- フレーム:1,000~5,000台湾元(約4,000~20,000円)
- レンズ:1,000~3,000台湾元(約4,000~12,000円)
※ 全体で5,000~10,000台湾元(約20,000~40,000円)が一般的です。
メガネ店
- 寶島眼鏡 (Formosa Optical)
台湾全土に店舗を展開する有名チェーン店で、価格帯も幅広く、手軽に利用できます。視力検査も対応しており、初心者にも親切な対応をしてくれることが特徴です。
- 美麗島眼鏡 (Meili Island Optical)
地元密着型で、メガネフレームのデザインやカスタマイズの選択肢が豊富。視力検査も丁寧で、アフターサービスが良いと評判です。
- 精工眼鏡 (Seiko Optical)
高品質な日本ブランドを中心とした品揃えで、特に耐久性とデザイン性を重視したい方におすすめです。
コンタクトレンズ店
- 宝島光学 (Formosa Optical)
メガネと同様、コンタクトレンズも取り扱っています。使い捨てタイプから長期使用可能なものまで、種類が豊富です。
- 眼鏡王 (King of Glasses)
特に若者向けの商品ラインナップが充実しており、トレンドを抑えたデザインが多いです。度数変更や簡単な検査も店頭で行えます。
- ネット通販
台湾ではオンラインでのコンタクトレンズ購入も一般的です。過去に使った製品の空箱やパッケージを参考に注文するだけで簡単に購入可能です。ただし、視力検査が不要なため、定期的な眼科受診を推奨します
まとめ
- 台湾では、日常的なメガネやコンタクトの作成は眼科を経由せず、直接店舗で視力検査を受けるのが主流です。
- 特別なケースや目の不調がある場合は、眼科での診察と処方箋が必要になります。
- 店舗での視力検査は無料または低価格で済むため、旅行中でも気軽に利用できます。
- 日本の処方箋で英訳したものがあれば、それを持ってお店に行くのもいいかもしれません。
台湾で眼科を利用するか迷った際には、目の状態や必要なサービスを基準に判断すると良いでしょう。
ABOUT ME
台湾好きな中国語学習者。コロナで渡台できなくなり、その間、独学で中国語を学習開始しました。
台湾雑貨、スイーツ、バンド『八三夭』が好きで、台湾の通販サイトチェックは欠かせません。
初めての渡台は2015年で、台湾初心者の王道、胡椒餅や小籠包を堪能しましたが、その後、グルテン過敏症だということが判明!小麦粉なしの生活に切り替え、台湾料理やスイーツも小麦粉なしのものを探し求めては味わっています。
今、台湾でもグルテンフリーのブームが来そうな気配を感じています。通販サイトでは無麩質の文字もちらほら•••。レシピサイトでも米粉を使った饅頭のレシピも出てきていたり。もっと無麩質のものが増えてくれたらいいな〜と願っています。