台湾移住

台湾流のちょっとしたお礼文化について

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台湾では、あまり高価すぎるものを贈ると相手に負担をかけることもあるので、気軽に受け取れるものがベストです。

日本でも高価すぎるものを送ると相手の気が引けてしまうなど、その辺りの感じ方は台湾と似ています。

今回はちょっとしたお礼をしたいとき、どのようなものを選んで渡したらいいかということについてまとめました。台湾でプレゼントを贈る際に注意すべき「縁起の悪いもの」や「避けたほうがいいもの」がいくつかあります。特に誕生日やお祝いの場面では、相手に不吉な印象を与えないように気をつけましょう!

このサイトでは台湾華語学習や役立つ台湾華語の日常会話、台湾で今話題のもの、台湾に暮らすように住むとしたらという前提の話題をお届けしています。少しでも台湾旅行や台湾への留学、滞在にお役立ていただけると嬉しいです。

それでは早速見ていきましょう。

台湾で定番のお礼の品

台湾では感謝の気持ちを伝えるときに、あまり高価すぎない「気軽なギフト」を贈る文化があります。特に、食べ物や消耗品が人気です。

フルーツ(特に季節のもの)

台湾ではフルーツを贈るのが定番です。特にりんご(平安を意味する)、みかん(幸運の象徴)、ぶどう(豊かさを象徴)が人気。果物専門店や市場でキレイに包装してもらえるので、贈り物としてもピッタリ!

お菓子・スイーツ

牛軋糖

お礼の品としてよく選ばれるのが、高級感のあるお菓子。

  • パイナップルケーキ(鳳梨酥 / ㄈㄥˋ ㄌㄧˊ ㄙū) → 台湾らしい定番お菓子
  • ヌガー(牛軋糖 / ㄋㄧㄡˊ ㄐㄧㄚˊ ㄊㄤˊ) → 台湾の人気スイーツ
  • クッキー (餅乾 ㄅㄧㄥˇㄍㄢˉ )やチョコレート(巧克力/ ㄑㄧㄠˇ ㄎㄜˋ ㄌㄧˋ) → どんな相手にも贈りやすい

お茶(台湾茶)

台湾のお茶は高品質で人気。相手がお茶好きなら、東方美人茶や烏龍茶を選ぶと喜ばれます。手頃な値段のものから高級品まであるので、お礼の度合いに応じて選べます。

おしゃれな飲み物

星巴克

コーヒーや紅茶、ジュースなど、ちょっとした飲み物もお礼の品として人気です。

  • スターバックス(星巴克 / ㄒㄧㄥ ㄅㄚ ㄎㄜˋ)のギフト券や高級コーヒードリップバッグ
  • 果物のジュース(特にパッションフルーツジュースやレモンティー)

お酒 (相手が好きなら)

お酒を飲む人には、台湾ビールや高粱酒(ㄍㄠ ㄌㄧㄤˊ ㄐㄧㄡˇ)が人気。ただし、目上の人には高級なお酒を選んだ方が良いかも。

高級なティッシュや日用品

意外かもしれませんが、台湾では「質の良いティッシュペーパー(柔軟ティッシュ)」がちょっとしたギフトとして人気です。特に家族ぐるみのお礼や、会社でのお礼に向いています。

ギフトカード (コンビニ・カフェ・スーパーなど)

セブンイレブンの統一超商禮券(ㄊㄨㄥˇ ㄧ ㄔㄠ ㄕㄤ ㄌㄧˇ ㄑㄩㄢˋ)、スターバックス(星巴克 / ㄒㄧㄥ ㄅㄚ ㄎㄜˋ)やカルフール(家樂福 / ㄐㄧㄚ ㄌㄜˋ ㄈㄨˊ)の好禮即享券(ㄏㄠˇ ㄌㄧˇ ㄐㄧˊ ㄒㄧㄤˇ ㄑㄩㄢˋ)などのギフトカードを渡すのもいいですね。

特に若い人や職場関係では、ギフトカードは実用的で喜ばれます。

台湾でプレゼントとして避けたほうがいいもの

時計(鐘 ㄓㄨㄥˉ)

「鐘(時計)」の発音が「終(zhōng / 終わり)」と同じで、「死を連想させる」とされるため、プレゼントには不向きです。特に目上の人や年配の方への贈り物としてはNG。

傘(傘ㄙㄢˇ)

「傘(sǎn)」の発音が「散(sàn / 別れる)」に似ているため、「縁が切れる」「別れ」を意味すると考えられています。恋人や友人に傘をプレゼントするのは避けたほうがいいですね。

靴(鞋 ㄒㄧㄝˊ)

「鞋(xié)」の発音が「邪(xié / 邪悪)」と似ているため、縁起が悪いとされています。また、恋人に靴を贈ると「相手が自分のもとを去る(離れていく)」という意味になるとも言われています。

ハンカチ(手帕 ㄕㄡˇ ㄆㄚˋ)

ハンカチは「涙を拭く」「別れの象徴」とされ、お葬式や別れを連想させるため、プレゼントには向いていません。

梨(梨 ㄌㄧˊ )

「梨(ㄌㄧˊ )」の発音が「離(ㄌㄧˊ / 離れる)」と同じで、「別れ」を意味するとされています。特にカップルや夫婦間では贈らないようにしましょう。

白や黒のもの

白や黒は台湾では弔事(お葬式など)を連想させる色なので、包装紙やリボンも避けたほうがいいです。代わりに、赤や金など縁起の良い色を使うといいですよ。

ABOUT ME
Sue
Sue
管理人
台湾好きな中国語学習者。コロナで渡台できなくなり、その間、独学で中国語を学習開始しました。 台湾雑貨、スイーツ、バンド『八三夭』が好きで、台湾の通販サイトチェックは欠かせません。 初めての渡台は2015年で、台湾初心者の王道、胡椒餅や小籠包を堪能しましたが、その後、グルテン過敏症だということが判明!小麦粉なしの生活に切り替え、台湾料理やスイーツも小麦粉なしのものを探し求めては味わっています。
今、台湾でもグルテンフリーのブームが来そうな気配を感じています。通販サイトでは無麩質の文字もちらほら•••。レシピサイトでも米粉を使った饅頭のレシピも出てきていたり。もっと無麩質のものが増えてくれたらいいな〜と願っています。
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