台湾では今は旧正月の真っただ中ですが、日本で言うところの『あけましておめでとうございます!』にあたる『新年快樂!』はいつまで言えるのでしょうか?
日本だと1月7日辺りまで、といった感覚があるのですが、台湾では「新年快樂」は、旧正月(春節)の前後によく使われますが、台湾では特に 元宵節(旧暦1月15日) までは普通に言われているようです。
元宵節は春節の締めくくりとされるため、それ以降は「新年快樂」と言うことは少なくなります。その代わりに「恭喜發財」などの縁起の良い言葉は、春節期間中や商売の場では比較的長く使われることがあります。
今回は元宵節について調べてみました。
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それでは早速見ていきましょう。
元宵節って何?
元宵節は、旧暦1月15日に祝われる伝統的な行事で、台湾では春節(旧正月)の締めくくりとされる重要な日です。2025年の元宵節は2月12日です。
元宵節に何をする?
湯圓(ㄊㄤ ㄩㄢˊ )を食べる
- もち米でつくった団子の湯圓(ㄊㄤ ㄩㄢˊ )は「団円(家族の円満)」を象徴し、家族の絆を深める意味があります。
- 甘いあん入り(黒ごま、ピーナッツ、あずきなど)や、塩味のスープに入ったものがあります。
我特別喜歡花生湯圓!
特にピーナッツ入りの湯圓が好きです!
ランタンフェスティバル(放天燈 & 燈會)
- 各地でランタン(提灯)を飾る「燈會」が開催され、美しいイルミネーションが楽しめます。
- 平渓天燈節(ピンシーランタンフェスティバル) では、願いを書いた天燈(ランタン)を空に飛ばします。
- 台北や高雄などでは大規模なランタンフェスティバル が開かれ、毎年異なるテーマの巨大ランタンが登場します。
猜燈謎(ㄘㄞ ㄉㄥ ㄇㄧˊ )
- ランタンに書かれたなぞなぞ(灯謎)を解く遊び。知恵を試す伝統的な娯楽です。
爆竹や花火
- 台湾では、元宵節にも爆竹や花火が盛大に使われます。
- 台南の鹽水蜂炮(ㄧㄢˊ ㄕㄨㄟˇ ㄈㄥ ㄆㄠˋ) では、無数の爆竹を飛ばして邪気を払う伝統的なお祭りが行われます。
元宵節に台湾に滞在していたら何をする?
もし台湾にいるなら、ランタンフェスティバルや湯圓を楽しむのがオススメ!
特に 平渓の天燈上げ や 台北・台南のランタンイベント は必見です。
台湾では春節(旧正月)が終わっても、元宵節までは「新年快樂」と言うことが多いので、まだお祝いムードが続きます。
春節期間中によく流れている曲はこれです!
ABOUT ME
台湾好きな中国語学習者。コロナで渡台できなくなり、その間、独学で中国語を学習開始しました。
台湾雑貨、スイーツ、バンド『八三夭』が好きで、台湾の通販サイトチェックは欠かせません。
初めての渡台は2015年で、台湾初心者の王道、胡椒餅や小籠包を堪能しましたが、その後、グルテン過敏症だということが判明!小麦粉なしの生活に切り替え、台湾料理やスイーツも小麦粉なしのものを探し求めては味わっています。
今、台湾でもグルテンフリーのブームが来そうな気配を感じています。通販サイトでは無麩質の文字もちらほら•••。レシピサイトでも米粉を使った饅頭のレシピも出てきていたり。もっと無麩質のものが増えてくれたらいいな〜と願っています。