台湾人が愛してやまない「タロイモ」の魅力とは?~人気スイーツTOP5&日本で作れる簡単レシピつき~
台湾スイーツといえば「タピオカ」を思い浮かべる方も多いですが、実は地元の人がこよなく愛する食材があります。それが…タロイモ(芋頭/ㄩˋ ㄊㄡˊ)!
その紫がかった優しい色合い、ホクホク食感、自然な甘みは、台湾人の心をつかんで離しません。
今回は、そんな台湾タロイモスイーツの魅力と、絶対食べたい人気メニューTOP5、日本で簡単に再現できるレシピをご紹介します!
このサイトでは台湾華語学習や役立つ台湾華語の日常会話、台湾で今話題のもの、台湾に暮らすように住むとしたらという前提の話題をお届けしています。少しでも台湾旅行や台湾への留学、滞在にお役立ていただけると嬉しいです。
それでは早速見ていきましょう。
台湾人がタロイモを愛する理由
歴史的主食だったから
古くはお米よりも食べられていた「芋頭」。特に南部や離島(蘭嶼)では、今でも日常の食卓で大活躍です。
縁起のよさ
「芋頭(yù tóu)」は「有頭(yǒu tóu/頭がある)」に似ていて、出世や繁栄の象徴とされる縁起物。お祝い料理にも登場します。
やさしい甘みと万能な食材
煮ても、蒸しても、スイーツにも料理にもOK。ホクホク、ねっとり…いろんな表情を見せてくれるのが魅力。
台湾タロイモスイーツ TOP5
第1位:芋圓
もちもちのタロイモ団子。仙草ゼリーや豆花、かき氷と一緒に食べるのが台湾流!
タロイモ団子は以前ご紹介したのでご覧になってみてくださいね。

第2位:芋泥奶酪(タロイモプリン)
クリーミーなミルクプリンの上に、ねっとり濃厚なタロイモペーストをたっぷり乗せた二層スイーツ。
第3位:芋頭牛奶冰(タロイモミルクアイス)
夏限定の人気商品。コンビニやスーパーでよく見かけます。小美冰淇淋(シャオメイ)のものが有名!
第4位:芋頭酥(ユートウスー)
タロイモ餡がぎっしり入った中華風パイ菓子。お土産としても定番。
第5位:芋頭西米露(シーミールー)
ココナッツミルクにタロイモと小さなタピオカ(西米)を浮かべた、あったかデザート。
日本でタロイモを買うには?
- 中華系スーパー(横浜中華街、大阪・神戸の中華街など)
- Amazonや楽天市場で「冷凍タロイモ」「タロイモペースト」が購入可能です。(タイ産のものが多いようです)
- 沖縄産の田芋で代用もOK!
タロイモを知れば知るほど、台湾の食文化がもっと好きになるはず。
次の台湾旅行ではぜひ「タロイモスイーツ巡り」をしてみてくださいね!

