台湾人は注音が苦手?若者文化と“ㄋㄟ語尾”から見える現代台湾のことば事情
台湾といえば「注音符号」。でも実は世代差が大きいって知ってましたか?
台湾華語を学んでいる日本人にとって「注音(ㄅㄆㄇㄈ)」は重要な存在。
でも現代の台湾では、
✔ 若い世代ほど“注音入力が苦手”
✔ それなのにSNSでは“ㄋㄟ語尾”が大人気
という、ちょっと不思議な現象が起きています。
このギャップを知ると、台湾の今がもっと面白く見えてきます。
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それでは早速見ていきましょう。
台湾人がよく使う「ㄋㄟ・ㄚ・ㄛ」って何?
H3:SNSで大活躍する“かわいい語尾”
台湾人のDMやLINEでよく見かける語尾がこちら👇
- ㄋㄟ(néi)〜だよ〜
- ㄚ(a)〜なの?
- ㄛ(o)〜だよ/〜よ
- ㄌㄚ(la)〜だってば
- ㄏㄏ(hēhē)へへ/笑
これらは「注音符号」というより、
台湾のやわらかい話し方をそのまま文字で表現したもの。
例:今天好熱ㄋㄟ〜(今日暑いね〜)
こういう使い方は若者を中心に今も大人気です。
ところが…若い台湾人ほど“注音キーボードが使えない”?
台湾は今でも小学校1年生で注音を学びますが、
10〜20代を中心に、こんな声が聞こえてきます。
- 「注音の位置わからない…」
- 「スマホは手書きが一番早い」
- 「読めるけど入力はできない」
- 「音声入力が便利すぎる」
なぜこの現象が起きたのか?
理由は大きく3つあります。
- 手書き入力・音声入力の普及
注音を覚えなくても生活できるように。 - 授業時間が漢字中心に変化
注音を使う時間が昔より少ない。 - 注音キーボードの難しさ
スマホ配列が複雑で、使わないと忘れてしまう。
結果として、
“注音は読めるけれど、キーボードとして使えない”若者が増加。
では、40代前後の台湾人はどうだった?
「学生時代は拼音入力がかっこよかった」という話を以前40代女性の知人から聞いたことがあります。この『拼音入力がカッコよかった』という言葉は当時の文化をよく表していると思います。
1990〜2000年代の台湾は香港への憧れが最高潮
当時は──
- 香港映画ブーム
- 香港歌手(四大天王など)が大人気
- 繁体字 × ローマ字(拼音)的な文化への憧れ
香港は繁体字圏の最先端都市。
その影響で、台湾の若者の間にも
ローマ字(拼音)=国際的でおしゃれ
という感覚が広がっていました。
だから、40代前後の台湾人は拼音入力にポジティブな印象を持つ人が多いのです。
今、台湾華語の授業は「注音?拼音?」どっち?
教育現場では、対象によって指導法が変わっています。
✔ 台湾の子ども → 注音が基本
小学校では今も変わらず
注音(ㄅㄆㄇㄈ)で読み書きを学ぶのが標準。
✔ 外国人向けの授業 → 拼音が増えている
語学センター・オンライン教室では、
学習者に合わせて拼音で指導する教師が増加。
理由:
- 日本人・英語話者にとって覚えやすい
- スマホの中国語入力が“拼音式”で慣れやすい
- 国際化で拼音教材が急増
特に若い教師ほど、
「外国人には拼音のほうが効率的」と考える傾向があります。
世代でここまで違う!台湾の“注音文化”早見表
| 世代 | 注音の理解 | 入力 | SNSでの語尾 |
|---|---|---|---|
| 40代以上 | 完璧 | 注音入力が主流 | よく使う |
| 20〜30代 | 読める | 入力は手書き併用 | よく使う |
| 10代 | 読める | 注音入力はほぼ使わない | 超よく使う |
このギャップこそ、現代台湾の面白いところ!
注音文化は変化している
でも“台湾らしさ”は生き続けている
- 注音は台湾文化の基本
- しかし若者は注音入力を使わない傾向
- 一方で「ㄋㄟ」などの注音語尾はSNSで大人気
- 40代前後の世代は香港文化の影響で拼音が“かっこよかった”時期を経験
- 現在は外国人向けには拼音指導が一般的に
- 世代差のギャップこそ現代台湾の魅力!
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