2025.08.24 2025.09.03

汗が止まるお茶？青草茶を買ってみました！

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台湾の伝統的な薬草飲料「青草茶（ㄑㄧㄥㄘㄠˇ ㄔㄚˊ ）は、暑い季節や体調管理に飲まれる台湾ならではの民間養生茶です。ここでは、その歴史・材料・効能・味・飲み方・どこで買えるかなどを詳しく解説します。

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それでは早速見ていきましょう。

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汗がピタッと止まる？台湾の青草茶について

青草茶の『もと』を買ってみました！

日本も数年前くらいから体温を超える気温が続くようになり、昨年は夏が長すぎて、いつ秋があったのかなという天候でした。今年もこの暑さを乗り越えられないと、そのまま冬に突入してしまいそうなので、何とかこの暑さをやり過ごし方法を考えた結果、『そうだ！青草茶を買おう！』と思い立ちました。

購入したのはこちら

PChome24h全球購物で青草茶を購入しました。

小龍

清涼止渴又消暑
さわやかで喉の渇きを癒し、暑さもやわらげる、と説明にありました。

小龍

材料：
新光牌青草茶調味包（新光ブランドの青草茶ティーバッグ）
氷砂糖または黒糖、水

作り方：

材料（ティーバッグ）をさっと洗ってから、約3,000cc～3,500ccの水を鍋に入れます。
　（※味の濃さはお好みで調整してください）
強火で煮立たせた後、弱火にして約30分煮込み、火を止めてからミント（薄荷）を加えて10分浸します。
　最後にお好みで氷砂糖または黒糖を加えて味を整え、冷ましてからお飲みください。

Sue

台湾の人は氷砂糖とか黒糖をよく使うよね。
氷砂糖は精製された混じりっ気のない甘み、黒糖はがつんとした香りのある甘味なので、お好みでということですね。
私だったら喉にも良さそうだし、はちみつにするかも…。

青草茶とは？

基本情報

項目	内容
漢字表記	青草茶
注音符号	ㄑ一ㄥㄘㄠˇ ㄔㄚˊ
発音（拼音）	qīng cǎo chá
日本語訳	薬草茶／ハーブティー
飲まれる地域	主に台湾・香港・中国南部

どんなお茶？

青草茶は、「体の熱を下げる（清熱）」「解毒する（解暑）」とされる十数種類の薬草を煎じて作るお茶です。見た目は茶色または黒っぽく、香りはやや薬草系で、苦みや渋みがあるのが特徴です。

主な材料

お店や地域によって配合が違いますが、以下のような薬草がよく使われます：

薬草名（台湾名）	効能	備考
龍葵（ナス科）	清熱解毒	肝臓によいとされる。葉・茎を使用。全草に有毒成分を含むため、薬用には注意が必要。
魚腥草（ドクダミ）	消炎・利尿	独特の香りがある。葉・茎を使用。
艾草（ヨモギ）	除湿・体を温める	バランス調整に。葉を使用。
金銀花（スイカズラ）	抗菌・解熱	漢方でも使われる。花の部分を使用。
薄荷（ミント）	頭をすっきり・暑気あたり対策	爽やかな風味。葉を使用。
車前草	利尿・むくみ	「小便茶」とも呼ばれる解毒草。種子や葉を使用。
柴胡	解熱・鎮静作用	胃腸にも良いとされる。根を使用。
甘草	調和・甘み	苦味をやわらげる役割も。根を使用。

小龍

飲むとほのかに甘く、スッとするのは甘草と薄荷が入っているからですね。

Sue

ドクダミが入っているから、日本でドクダミ茶を飲んでみたけど、汗が止まったりすることはなかったので、他の成分に汗止めの効果があるのかも。

どんなときに飲む？

青草茶は、次のようなときにおすすめです：

暑い季節（暑さでだるい／のぼせ／食欲不振）
食べすぎ・油っぽいものを食べた後
風邪のひき始めや喉が痛いとき
ニキビや吹き出物が出たとき（体内に熱がこもっているサイン）

青草茶と中医学の関係

「寒性」の飲み物とされ、体の熱を冷ます（清熱解毒）のが主目的
体が冷えやすい人は飲み過ぎ注意
陰陽バランスを意識した“温補”（体を温める）と組み合わせて飲むことが推奨されることもあります。

味の特徴

多くの場合苦味がそれほど強くはありませんが薬っぽい風味（最初はクセあり）を感じることもあります。
店によってはハチミツや甘草でやさしく調整されているものもあります。

小龍

お店によって配合が違うので、味も少しずつ異なります。

どこで買える？

実店舗

伝統的な青草店（青草舖）：台北では「龍山寺エリア（艋舺青草巷）」が有名
夜市の屋台：冷たい青草茶をカップで販売（苦味少なめ）
コンビニやスーパー：ペットボトル入りの市販品あり（甘味強め）

日本で買える？

台湾食材専門店や中華スーパーで市販品（缶・ペットボトル）を取り扱っている場合あり
通販（Amazon、楽天、Yahoo!）で「青草茶」で検索するとヒットします
手作りは難しいですが、ドクダミ茶＋ハトムギ茶＋ミント＋甘草などで近い風味になります。

小龍

仙草ゼリーの味に近いかなと感じる時には仙草が含まれているかもしれません。お店によって配合やレシピが違うので、いろいろ試してみるのも面白いですね。

まとめ

項目	内容
主な効能	清熱、解毒、消炎、利尿、体内の湿熱を取る
飲むタイミング	暑い日、体が重いとき、ニキビが出たとき
味	苦味あり（ミントや甘草で調整されることも）
入手場所	台湾の青草店／夜市／コンビニ／スーパー
日本での代用	ドクダミ茶や薬草ブレンド茶で応用可能

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